サンライズ瀬戸号乗車記
どうも、りょーちんです。
今回は、サンライズ瀬戸号に乗ってみた内容を記事にまとめたいと思います。
過去にしまなみ海道・とびしま海道サイクリング旅行時に輪行した自転車とお供に、サンライズ瀬戸のノビノビ座席を利用し、岡山まで移動したことがありましたが、一度は個室の寝台に乗っておきたいと思い、今回はB寝台のシングル個室を利用してみました。
【乗車日:2020年1月5日~1月6日】
荷物を置いたら、すぐに3号車にあるシャワーカード販売機へ。
今回は、シャワーカードを購入することができました。
購入後は自分の個室に戻り、車内を撮影。
今回利用した上段シングル個室の中は、こんな感じです。
横になりながら車窓を上から見下ろすことができるので、個人的には上段を選んで良かったなと思いました。
通路はこんな感じです。
出発3分前の21:57
シャワーカードは、まだ販売されているのか確認へ。
Endの文字。
横浜から乗車する場合は、ほぼ100%シャワーカードは購入できないと思った方が良いです。
サンライズでシャワーを浴びたい場合は、A寝台(シングルDX・ツイン)に乗車または、東京駅から乗車してすぐに販売機で購入する必要があります。
A寝台の場合は、A寝台用のシャワールームを利用できます。
サンライズでシャワーを浴びる場合、タオル類は備わっていないので、タオルを準備しておく必要があります。
自宅やネットカフェでシャワーを浴びてから、寝る準備OKの状態で乗車するのが良いかもしれません。
22:00 東京駅出発
少し落ち着いてから一人宴を開始。
そうそう。左側にある駅メモのケースは、以前コミケで涼屋で購入した切符ケース。
やっとこのケースを使える日がきました。
99.99と氷結を飲みながら、車窓から流れていく景色を楽しんでいました。
寝台特急という、特別な電車から静まった真夜中の景色を見るのは、なかなか良いものです。
酒を飲み切ったところで、0:10頃に就寝。
途中、近江八幡周辺を通過中に目が覚め、京都駅通過を観察。
淀川通過中にまた目が覚め、大阪駅停車の様子を観察。
明石あたりでまたまた目が覚め、明石海峡大橋を通過するところを観察。
瀬戸大橋からの景色はしっかりと見ておきたいので、朝シャワーしに3号車へ移動。
いつの間に吉永駅を通過していたので、少し急ぎ気味でシャワーを浴びる。
とりあえず利用前に洗浄ボタンを押して、洗浄してからシャワーを利用しました。
シャワーカードを挿入すると、シャワー横にあるボタン上のカウンターが、あと6分00秒の表示になります。
STARTボタンを押すと、シャワーのお湯を出すことができ、カウントダウンが始まります。
身体や頭を洗う時は、STOPボタンを押してカウントダウンを止めてから洗います。
6分間で身体と頭洗えるの?
やってみました。
男性の私の場合、あと1分28秒を残して洗い終わりました。
シャワー利用後は、次の人が気持ちよく利用できるように洗浄ボタンを押してからシャワールームを出ることをお忘れなく!
シャワーを浴び終えたら、ちょうど岡山駅に到着。
サンライズの切り離し作業をみることができました。
岡山を出発すると、いよいよ楽しみにしていたサンライズから見る朝の瀬戸大橋の景色!
児島駅を出発すると、もうすぐ瀬戸大橋。
瀬戸大橋走行時の様子を動画で撮影しながら見ていましたが、朝焼けの瀬戸内海の景色は最高ですね!
今回は天候に恵まれて良かったです。
忘れ物はなし、準備ヨシ!
高松駅に到着。
高松駅に着いたらお腹がすいたので、駅構内にある連絡船うどんへ。
今回は、期間限定の梅とろろうどんを。
梅のすっぱさが目を覚ましてくれる。
今回初めて利用しましたが、うどん美味しかったです。
サンライズ到着時にお店が開いているので、朝食にはちょうど良いです。
久々の高松駅だ。
高松到着後は、フェリー乗り場へ。
からかい上手の高木さんの聖地巡礼のために小豆島へ。
からかい上手の高木さん聖地巡礼については、別の記事にまとめます。
今回利用した特急・寝台券と乗車券
今回は高松に一度下車し、高松から松山に移動する行程のため、乗車券を3枚に分けて購入しています。
なぜ、3枚に分割して購入しているの?
結論、3枚に分けると乗車券の料金が安くなるからです。
高松に下車し、観光してから松山・高知方面に移動を検討している方はぜひ、覚えておくと良いです。
瀬戸大橋を渡り終えると、下図のような路線図となります。
高速道路でいうと、JCTみたいな感じになっています。
例えば、岡山から松山に行く特急しおかぜや、岡山から高知に行く南風は、上図の左にあたる児島~宇多津のルートを移動します。
サンライズ瀬戸号の場合は、下図の通り右にあたる児島~坂出のルートを移動します。
高松から松山・高知方面に移動する場合は、下図の通りになります。
東京から高松に下車し、観光して高松から松山に移動することを例として、
・東京(都区内)から高松
・高松から松山
で分割してきっぷを購入した場合、下図の通りになります。
乗車券のみで15,100円となります。
今回、私が購入した宇多津で分割した場合は、下図の通りになります。
・東京(都区内)から松山
・宇多津から高松
・高松から宇多津
乗車券のみで13,590円(-1510円)になります。
図にも記載していますが、本四備讃線の運行区間が茶屋町~宇多津となっています。
サンライス瀬戸号の場合、実際に宇多津は通りませんが、通った(経由)の扱いとなります。(東京から松山までの乗車券の経由に「本四備讃」が入っています。)
また、JRは乗車する距離が長くなる(営業距離:601キロ以上)ほど安くなる仕組みがあります。
東京(都区内)から松山の場合、947.3キロのため、上記に当てはまります。
そのため、東京から松山へ移動の際、高松に一度下車する場合は、宇多津~高松の往復きっぷを活用することで、安くすることができます。
※高松駅出場時は、駅員さんのいる改札に見せて通る必要があります。
安くなった分は、高松発のいしづちの特急料金や観光、食事にあてると良いでしょう。
以上、きっぷ分割購入の雑学でした。
冒頭に過去にノビノビ座席を乗車したと記載しましたが、
横浜から岡山で移動する場合、新幹線よりサンライズのノビノビ座席(※特急料金のみ)を利用した方が安く移動できます。
時間ゆとりがあり、安く移動したい場合は、手段の1つとして利用を検討してみるのも良いです。
ちなみに東京駅乗車日の1月5日は、下り臨時サンライズ出雲91号出雲市ゆきの運行日でした。
正直こっちに乗る機会の方が滅多にないため、振り替えて岡山まで乗車しようかなと考えましたが、通常のサンライズよりも乗車時間が長く、岡山到着が翌8:48と通常に比べて2時間20分程到着が遅くなるため、翌日の観光時間を少しでも長く持ちたいことを考え、今回は断念しました。
ちょうどこの日は、交通系Youtuberのスーツさんが、この臨時サンライズ出雲に乗車して大阪へ移動していたようです。(お会いしてみたかった。)
以上、サンライズ瀬戸号乗車記でした。